こんにちは。
今回は日本とタイ(バンコク)どちらで出産するか?を考えます。
手続き等は会社の総務などに聞いてくださいね。
このシリーズは個人の感想や手続きを書いています。あえて特定されないように伏せている部分もあります。
伏せてある部分はコメント欄、メールやツイッターのDM等の外から見えない手段でもお答えできません。
このシリーズは私の体験したものというより、「私の調べたもの」がベースです。調べて考えた結果、このシリーズで触れていても手続きしていないものもあります。海外在住者の里帰り出産はこれをするべきだ!と推奨するものではありません。
多少ボカしていることご了承ください。特にお金のことはボカしています。すみません。
2014〜15年の話です。
以上、了承いただいた方のみ、続きをどうぞ♪
安定期に入るまでゆっくり考える
安定期までは飛行機に乗るのは控えた方がいいです。何があるか分からないし、つわりがあるのに飛行機に乗るのは辛いです。少なくとも私は無理((((;゚Д゚)))))))
医師の許可無しで飛行機に乗るのはやめてくださいね。
安定期に入るまでは、ゆっくり休んで、日本で産むかタイで産むか考えてください。出産を楽しみにしながらここにたどり着いて、参考にしていただいたなら、大変嬉しいです!
タイで出産するなら?
まず、タイ・日本それぞれでのメリット・デメリットを考えます。
メリット
- 旦那の立会い出産ができる可能性が高い。
- 産まれてすぐに旦那が育児に参加できる。
- 飛行機に乗る必要が無い。
- 「タイ→日本→タイ」という引越し(というか移動?);をしなくてもよい。
デメリット
- 両親の助けが無い可能性が高い(仕事で長期間休めない、海外慣れしていないなど)。
- バンコク名物渋滞があるため、緊急時には不安(タイは救急車優先ではありません)。
- ほとんどの場合、保険がきかないので会社補助無しだと費用が高額。
- 一時出産金が38万円になる(=減額。理由は後ほど)。
- タイで「日本の学資保険」に入ることができない(詳しくはまた記事にしますね)。
日本で出産するなら?
メリット
- 両親に助けてもらえる。(これが無ければ里帰り出産の意味が…)
- 慣れ親しんだ環境での出産。
- 健康組合に入っていれば、一時出産金42万円がもらえる(多くの駐在員は入っているはず)。
- 「日本の学資保険」に入れる。
デメリット
- 旦那の立ち会い出産がほぼ不可能。
- 旦那の育児不参加。
- 飛行機に乗らなくてはならない(体調が良くない方は飛行機NG=日本での出産は難しい)。
- 引越が面倒(引越し費用は会社補助が出ないかもしれません。総務に確認を)。
ちなみに、里帰り出産を選ぶなら、考えなければならないのが病院の有無です。
出産時期によっては病院の空きが無いことがよくあります。特殊な事情があれば拒否されることも。
もし、産院の数が不十分な地区で里帰り出産をするのであれば、病院はどうするのか、事前に問い合わせをしてください。
検診費用はどちらが安いの?
タイ
検診代は前回も触れましたが、バンコクの某病院では初回8000バーツ、毎度大体2000〜3000バーツくらいは取られたような(うろ覚えですが)。
おそらく、日本人が行く病院ならこんなもんなんじゃないでしょうか。
日本
何とも言えません(すみません)。
住民票を移さないのなら、100%自費です。移せば補助が出ます(自治体によって異なります)。ただし、移すのであれば、各種税金を支払う義務があります(当たり前ですが)。住民票を日本に戻すことは会社規定で禁止されているかもしれませんし、住民票を移したら各種税金を取られてかえって損したなんてことも。
住民票を移す移さない、どちらがいいかはその人によるので、よく考えましょう。※私がどちらの選択をしたのかは内緒です。
入院費用はどちらが安いの?
非常に難しいのですが、母子ともに健康、自然分娩とします。本当にざっくりだから、参考程度に。
タイ
サミティベート病院のホームページを参考にします。
自然分娩 : 約13万バーツ (4-5日入院)
帝王切開 : 約16万バーツ (6-7日入院)
サミディヴェート病院←詳しくはこちらへ
おそらく健康でも13万バーツきっかりで終わる方は少ないでしょうから、16万バーツとします。ざっくり1バーツ=3円とすると、48万円。会社補助があれば48万円からいくらか差し引きます。
プラス、駐在員は日本の健康保険組合にそのまま入っている方が多いです。海外在住でも組合に入っていれば出産一時金38万円がもらえるかもしれませんので、総務や健康保険組合へ問い合わせてみてください。海外での出産は「産科医療補償制度に加入されていない医療機関」にあたりますので一時出産金は38万円です。
もらえる場合は出産から2年以内に日本で申請が必要なようです。
日本
高級な産婦人科クリニックとかではなく(笑)、ただの公立病院、しかも大部屋と考えます。
日本では入院費用に充てることができる出産一時金というものがあります。健康保険に加入していて、申請を出せばもらうことができます。
「産科医療補償制度に加入されている医療機関」で出産すれば42万円です。(普通の病院で産めば加入していると思いますが、気になるなら確認を。)大きく42万円から逸脱することは考えにくいので、例として平均的な入院費用は50万円としましょう。50万円から42万円を引いた金額、8万円が自己負担額となります。
ちなみに深夜や休日などの時間外に出産すると、費用が上がります。いくら上がるかは病院に聞いてくださいね。
うん。費用に関してはざっくりすぎてあんまり参考にならないな(笑)。正直、どっちもどっちかなと思ってます。
私が日本を選んだ理由
ごちゃごちゃ書いたけど、理由は一つです。助けが欲しい!(笑)
自分・旦那側の両親共に仕事をしているのである程度の期間タイに滞在するなんて不可能でした。グータラ主婦なので助け無しで初めての育児頑張れる自信は無かったです。
産後は本当に体調が辛かったので、里帰り出産して正解でした。産後ちゃんと家事をやったり、すぐに働いている人尊敬します。。。
私は自分の選択がよかったと思ってますが、事情は人それぞれですので、一概にどちらがいいかはわかりません。
日本かタイどちらで出産した方がいいの?という質問は困ってしまいます(>_<)一長一短。
まとめ
- 安定期に入るまでは飛行機には乗れない。
- タイor日本での出産、メリット・デメリットを考えて、どうするかよーく考えよう!
- 里帰り出産するなら、病院をどうするか考えること。
↓里帰り出産シリーズはこちらからどうぞ!
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